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に変装していた。
「真面目にやってんのか?ヒメイラ。」
リバオンが腕組みをしながらヒメイラを冷たい目で視る。
「任せとけって~。おう。もう一杯呉れ。同じやつで。」
グラスを拭いているマスターであるピエロにグラスを差し出す。
「畏まりました。」
今拭いて居るグラスを置き、ヒメイラのグラスを受け取った。
「ま、ライオンだもんな~?ビシィ、って捕まえなくちゃね~。」
とダイフラムが気が軽そうに見えたヒメイラを唆(そそのか)す。
「ひっ、一言余計だっ。大体、今回はダイフラムの出番だろう。」
「とは言え、こいつ・・・
歳幾つだ?学生服来てるし。中学か高校だよな?」
とリバオン。
「いや、高校だな。名札付けてねえからな。」
とダイフラム。
「へぇ~・・・。」
と写真を手に取るヒメイラ。
「何で知ってんだ?」
とリバオン。
「調べたんだ。ターゲットを見付け易い様に。まあ此の年頃が夢をでかく持ってそうじゃん?」
自慢気に言って立ち上がるダイフラム。
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