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其の時だった!
「城!危ない!」
顔をあげると
「っ゙!」
電柱にぶつかる京都。
「お・・・
おい、どうした・・・?」
祐也が苦笑する。
「五月病じゃない?」
武も苦笑する。
「ん・・・。
よく判らない・・・。」
足をふらつかせながら髪を掻き乱し、歩き出す二人に付いて行く京都。
「ぁあ!そうだ!サーラと連絡取り合ってないからだろ?」
祐也が京都を強く人指し指で示すと続けた。
「そんなこと無いよ?此の前、二人に勉強教えて貰ったもん。天体のことだけど。」
「あ、そうなの?あの二人、そんなことも出来るんだ・・・。」
と想像する祐也。
「他のお勉強も、俺が教えてあげるからっ。」
武が図に乗って肩に手を廻すと
「ふん!」
急に武を無表情で視る京都。
「へ・・・?」
少々首を傾ける。
「じゃ~あ~・・・。
数学Aと~・・・
英語と~・・・
OC~・・・
みっちり
教えて
あげよっか?」
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