二十二話「懐かしき出逢い?謎の龍グラウス」

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其の時だった!  「城!危ない!」 顔をあげると  「っ゙!」 電柱にぶつかる京都。  「お・・・ おい、どうした・・・?」 祐也が苦笑する。  「五月病じゃない?」 武も苦笑する。  「ん・・・。 よく判らない・・・。」 足をふらつかせながら髪を掻き乱し、歩き出す二人に付いて行く京都。  「ぁあ!そうだ!サーラと連絡取り合ってないからだろ?」 祐也が京都を強く人指し指で示すと続けた。  「そんなこと無いよ?此の前、二人に勉強教えて貰ったもん。天体のことだけど。」  「あ、そうなの?あの二人、そんなことも出来るんだ・・・。」 と想像する祐也。  「他のお勉強も、俺が教えてあげるからっ。」 武が図に乗って肩に手を廻すと  「ふん!」 急に武を無表情で視る京都。  「へ・・・?」 少々首を傾ける。  「じゃ~あ~・・・。 数学Aと~・・・ 英語と~・・・ OC~・・・ みっちり 教えて あげよっか?」
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