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私、完全に嫉妬だ―――――。
蘭が歩美ちゃんと仲良くしてるの見て嫉妬してるんだ―――。
歩美ちゃんが私にぺこっと会釈してくれたけど
私は返すことが出来なかった。
ニコりとも出来なかった。
そんな自分がすごくやだ。
自己嫌悪―――、、
トイレで、冷静になって
蘭に謝った。
蘭「えよ♪気にせんとって。歩美も気にしてないと思うよ?歩美はそんな事気にする子じゃないよー♪」
蘭は悪くない。
それどころかすごく優しい。
だけど、この蘭の言葉が
私の胸に突き刺さる――。
蘭が歩美ちゃんのこと
私のことよりも理解してるみたいで――。
蘭が一番
歩美ちゃんのことを理解しているみたいで――。
そんなことないって言い聞かせても、
私たちの友情はそんなヤワなものじゃないってわかってるのに
ゆっくりと広がっていく
不安の波紋―――――。
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