学園生活で。

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いつも夢に出てくる金髪の天使は、 エメラルドグリーン色をした瞳で、見つめると吸い込まれそうになる。 そして夢の中の俺は確かにその天使に『恋』をしていて、美しい羽根で空を舞う天使に 触れてみたくて手をのばす。そうすると、天使は哀しそうな微笑みを残して消えていく。 それを阻止するために駆け出したのに、足は鉛をつけたように動かなくなる。そうしている間にも 天使はどんどん見えなくなっていく。 俺は消えないでくれと叫び……… 夢は無情にもそこで終わりを告げ、目が醒める。なんとももどかしい気もちで目を開けるのに、意識がはっきりしてくると同時に夢のことはすっかり忘れてしまっていて。 こうして今日も1日が始まる。
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