66人が本棚に入れています
本棚に追加
/185ページ
M良太郎「まったく…、つまんねえ敵だったぜ。」
モモタロスが変身を解きながら、ため息をつく。
良太郎(組織…?)
M良太郎「どうしたんだ、良太郎?」
良太郎(さっきイマジンが言ってた、"組織"って言葉が気になって)
M良太郎「ただの負け惜しみだろ。そんな事より、お使いだろ」
良太郎(うん…。けど何か忘れてるような)
ウラタロスの声(先輩…良太郎!)
M良太郎「なんだ、カメ公。体なら貸さねえぞ」
ウラタロスの声(そうじゃなくて、契約者忘れてない?)
良太郎(あ)
ウラタロスの声(……)
慌てて、良太郎が駆け寄る。
そして倒れていたサムライの顔を見て一同が驚いた。
ウラタロスの声(これは…)
キンタロスの声(どないなっとるんや)
リュウタロスの声(おもしろーーい!)
M良太郎「おいおい、こいつの顔…。元の良太郎にそっくりじゃねえか」
そう、契約者の顔だちが子供になる前の、野上良太郎にうり二つだったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!