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コハナ「しかし見れば見るほどそっくりね~…」
デンライナーに運ばれた良太郎にそっくりの侍の顔をマジマジと見て、コハナが感嘆する。
ウラタロス「まったく、本人かと思ったよ」
良太郎「別の分枝世界の僕とか?」
オーナー「それは有り得ませんね。電王の世界は、他の世界と違い時の運行が守られています。分枝が生まれるなんて有り得ません」
モモタロス「わかんねえだろ。オーナーのおっさんが知らねえだけで、分枝があるかもしれねえだろ(分枝ってよくわかんねえけど)」
オーナー「だから、それは有り得ません。ディケイドが他の9つの世界は分枝を回ったのに、我々だけ電王の主幹世界を回ったのはそのためです」
ウラタロス「元々無い世界には巡れない…か」
良太郎「あの時は丁度、鬼が暴れ出した時だもんね」
オーナー「えぇ。良太郎くんまで子供になるほど不安定な状態でしたから」
コハナ「今は分枝がどうとかは関係無いわ。それより、この人が何者かよ」
良太郎「それは…」
ウラタロス「待って…起きるよ」
謎のサムライ「う…ん」
サムライがついに目を覚ます。
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