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モモタロス「よぅ!起きたか!」
モモタロスが顔を近付ける。すると、サムライは驚いたのか張り裂けんばかりの声をあげる。
謎のサムライ「〇×★▽!!!!」
モモタロス「あ~、うるせッ!」
コハナ「バカモモ!」
モモタロス「いてッ!無闇に殴るな、ハナクソ女!」
ウラタロス「先輩の凶悪な面は寝起きには辛すぎるよ…」
キンタロス「完全に犯罪者面やからな」
モモタロス「お前らだって似たようなもんだろが」
謎のサムライ「な、なんじゃ。おんしらは!?ここはどこじゃ!?」
良太郎「おんし?」
謎のサムライ「妙な姿をして…。おんしら、まさか外国人か!?」
コハナ「私と良太郎は、少なくとも日本人だけど」
謎のサムライ「日本人!?な、何藩のもんじゃ?」
良太郎「はん?」
ウラタロス「これでハッキリしたね。彼はどこの分枝から来たかわからないけど、間違いなく江戸時代の人間だね。
藩ってのは大名が統治していた領土の事だよ」
モモタロス「へぇ、テメエこそ何藩なんだ?」
謎のサムライ「鬼!?」
モモタロス「さっきも顔見ただろうが!慣れろ!」
良太郎「無茶だよ…。どこから来たか教えてもらっていいですか?」
謎のサムライ「ワシは土佐藩の土佐勤王党のもんじゃ」
一同「土佐!?」
一同が驚く。
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