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ディケイド激情態(しかしならば誰が?まさか、ディケイドにも分枝的存在がいるのか?)
音也「いや、それは無いな」
ディケイド激情態「…紅音也!」
士の疑問を見透かしたかのように紅音也が返答する。
士「お前、居たのか?」
音也「連れない事言うなよ。それよりディケイドの分枝など有り得ない。貴様自身が分枝を"作る"要素である以上、貴様自身が分かれる可能性は無い。
何より門矢士が元々居た世界があったとしても、"仮面ライダーディケイド"が活躍する『ディケイドの世界』は存在しないんだ。分枝するわけがない」
ディケイド激情態「元々二人居たんじゃないのか?」
音也「ドライバーは一つ。それこそ皆無だ。神が貴様を分かつのなら別だが…」
紅音也が急に言い淀む。
ディケイド激情態「なんだ。急に黙り込みやがって」
音也「いや、少なくとも俺のよく知る神は、そんな事はしないと思っただけだ」
ディケイド激情態「貴様の宗教感なんてどうでもいい。とにかく、だ」
ディケイド激情態がアラクネワームを睨む。
ディケイド激情態「カブト達がクロックアップを知らん以上貴様の始末は俺がやる」
アラクネワーム「ほざけ!」
アラクネワームがまたもクロックアップで仕掛ける。
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