第2章

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来る日も来る日もウサギが訪ねてきます。 そしてバター星人はいつもウサギに地球のことをたくさん聞くのです。 ウサギによると地球とは、 先ず第1に、弱肉強食なのだそうです。 つまり弱ければ死ぬ定めにあり、強いものこそが生き残れるのだそうです。 ウサギ曰く鉄砲で撃ち抜かれたりするそうです。バター星人は撃たれるのを創造して恐怖を感じました。 第2は、信じる所なのだそうです。 誰もかれもは生きていくために、なにかを信じそれに向かっていかなければいけないとウサギに教わりました。 それは、バター星人が地球に憧れたそれと同じものや、神様の存在を信じること、愛や希望、そしてバター星人とウサギの関係も、全てが信じることであり、信じ続けることで生きることに楽しみを見い出し、存在し続けることが出来るのだそうです。 バター星人にはまだ難しい話でした。image=63869491.jpg
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