プロローグ

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アミカ「ナタネ…大丈夫?」 ナタネ「大丈夫大丈夫♪大したことないよ!」 ナタネは、近くにある机に乗っかりながら足をブラブラさせて言った。…寝てて体力が回復したせいか、かなり元気になっている。私は起こされっぱなしで疲れてるのに…ナタネがうらやましいよ。 ちなみに言うとナタネは、他の誰と比べても一番ポジティブで、その元気さといったら半端ない。私はどっちかといえば……ネガティブ傾向にある。 アミカ「ナタネは元気でうらやましいよ…」 ナタネ「アミカも元気じゃん!」 アミカ「どこがよ…」 ナタネ「こうして話せてるところ!」 話せるのは誰だって当たり前でしょ…風邪の人を除いて。 ナタネはピョンッと机から飛び降りると、今度は机の下にある椅子に座った。私も疲れてきたから隣に座る。
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