プロローグ

8/10
前へ
/17ページ
次へ
残念ながら今は6時間目。今サボったら次がないことなんて私はとっくに分かっている事だけど、ナタネは理解力がないのかまだ次もあると思っている。…サボりたいだけなんだと思うけど。 そんな目半開きの状態で言った私の言葉を聞いたナタネは、時計を見て数秒、ようやく理解できたのかハッと息をのんだ。 ナタネ「チェッ…せっかく屋上に行こうって思っていたのに…」 アミカ「はい、残念でした。」 まっ、私は最後寝てしまえばなんとかやり過ごせるけど。ナタネがどうしようが知ったことじゃないし。 ナタネは不満な顔をしながらも、席に着いた。…うん、次は普通に受ける気になったみたい。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加