私と、神様達と、時々、妖怪

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私は、トイレに行くため廊下を歩いていた。 「しっかし、遠いなぁ」 この学校は広くて、 教室からトイレに向かうまで結構時間がかかるみたい。 「…、迷ってない…よね?」 気付いたら、中庭に着いたのでおかしいな…と思った。 「迷ったかなぁ、どうしよ」 道のりを聞こうとしても、お昼休みだと言うのに中庭には誰一人いない。 「はぁ…、一旦戻って守連れて来よ…」 私は、諦めて一旦教室に帰ろうと思い、回れ右をする。 すると、誰一人としていなかった中庭に人が1人、ポツンと立っていた。
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