柊の探偵ごっこ

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その答えを聞いた2人は一瞬で表情を変える。 魅紗は嫌そうな顔へ 柊は嬉しそうな顔へ その状況を見た龍が一言。 「グロい映像はなかったぜ」 それを聞いた2人はまた一瞬で表情を変える。 魅紗は嬉しそうな顔へ 柊は残念そうな顔へ そんな2人を見て、龍、圭、優太は笑っていた。 彩でさえ苦笑していた。 「「?」」 2人はポカンとしながら、お互いの顔を見合わせた。 「遺体、見に行きますか?」 話を変えようと優太は2人に問い掛ける。 「んー…行くか」 「うん!じゃ、ゆーた。案内よろしく」 そうして、優太は、魅紗と柊を案内した。 「ここですよ」 「ん。じゃ、撮るよ」 「どーぞ」 撮影係である魅紗はデジカメを構える。 「あ!この前、雅治先輩の後継ぎ嫌だって言ってたよね」 「…そっすね」 「今度から、ゆーたが撮影係やる?」 何かを思いついたように、魅紗は、優太にデジカメを差し出す。 「や。いいっす!それは、魅紗先輩達の仕事っすから」 「今、僕、手がかじかんで撮れないんだよぅ」 「じゃあ、柊先輩に撮ってもらえばいいじゃないですか」 そう言って魅紗と優太は柊を見る。
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