世界設定

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この世界には、人の住む『スフィア』、魔人・魔物の住む『魔界』、精霊や使い魔として呼び出せる者が住む『精霊界』が存在する。 この世界は魔法が発達しており、科学はほとんど進んでいない。 魔法とは、生きるモノ全てが持つ魔力を使って様々な現象を起こすものである。 炎・水・風・雷・土・光・闇の7つの属性があり、その規模によって初級・中級・上級・最上級・神級にクラス分けされる。 たいていの人は2つか3つの属性を扱うことができる。 また誰でも使えるものとして無属性があり、これには治癒・転移・肉体強化・念話などが当てはめられる。 『スフィア』には4つの大国がある。 4国の中で一番古く、経済の中心である『セレスティア王国』。 建国から日が浅いが、4国一の軍事力をもつ『グラウゼラ帝国』。 セレスティア王国と親交が深く、魔法が一番発達している『アースガルド王国』。 大国とはいっても、幾つかの小国が集まってできている『シュティーア連合国』。 30年ほど前のグラウゼラ帝国の建国時以降、大きな戦争は起きていない。 それ以前の大きな戦はセレスティア王国が建国して間もない頃の『人魔戦争』ぐらいである。
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