二章 -使い魔召喚-

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「もちろん!ね?」 ティアが笑顔で答え、ルークたちも頷く。 「じゃあ魔鉱石もらって来るね!」 そう言うとシャナは走って行った。  * 「おまたせ~。」 少し待ち、戻ってきたシャナが皆に魔鉱石を配る。 「おつかれさま!じゃあ始めよっか。誰からつくる?」 「オレがやるぜ!」 最初に名乗りを上げたのはラウルだった。 ラウルが手に持った魔鉱石に魔力を込めると、魔鉱石が光を放ち始める。 皆が見守る中だんだんと光が治まっていき、ラウルの手には黒い炎を纏った2mほどの長さの槍が握られていた。 「へっへ~。どうよこれ!かっけえだろ!」 出来あがったそれを自慢するように高く掲げるラウル。 「そうね~。ねえラウル。その炎熱くないの?」 「これか?全然熱くないぞ。触ってみるか?」 「どれどれ?きゃあ!めちゃくちゃ熱いじゃない!」 興味津々でラウルの槍に触れたティアだったが、あまりの熱さに普段は出さない様な声で悲鳴を上げた。 「ぶはっ!『きゃあ』って!ぷぷぷっ!ティアが『きゃあ』って!似合わねぇ!」 それを聞いたラウルは腹を抱え大笑いしている。 「うるさい!」 「ぐほっ。」
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