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「俺のいとしのけーいー！」
なんて扉を開けるや否や叫びながら飛びついてきたのは俺の叔父瑠依さん。
「会いたかったよ恵ー！」
「ぐ、ぐるしいんでふけど……っ」
抱きついて頬をぐりぐりするクセいい加減直せよ……。
「ああっごめんごめん！大丈夫か？意識ははっきりしてるか？！」
体を離してもなお肩をがっちりとつかんでき、顔をあと数センチというところまで近づけてくる。
近い近いっ！
つかどさくさに紛れて尻撫でてくんなっ！
「だ、大丈夫だからとりあえず離れろってっ」
「そ、そうか？恵が大丈夫ならそれでいいんだ」
ほんと、扱いづらいんだか扱い易いんだか。
「で、なんで俺は理事長室に呼ばれてんの？」
俺は高校生活初日のすべての授業を終えて、なぜかこうして叔父さんにお呼びだしをうけたわけだ。
あ、ちなみに叔父さん理事長ね。
「ああ、そうそう！言い忘れてたんだけど、この学園………ホモの巣窟だから！」
………………、
……ほ……も…………？
「はああ？！」
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