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そうして俺が話題を変えようとしていると
背中になんだが寒気がしてきた
それを俺は気にせずに話そうとしたその時。
「ドリャー！」
その声がして気がついた時には俺は二メートルほど先にまで吹き飛ばされていた。
急に俺が横からいなくなった凉花は俺が二メートル前でぐったりと倒れている俺にすぐ気がついてそばに寄ってきた。
「ちょっと!!お兄ちゃん大丈夫!?」
大丈夫と言われても大丈夫とは言えないほど後頭部が痛い
「ちょっと由華！急に何するの!!この私のお兄ちゃんに攻撃するなんて許しませんよ」
「許さないって、別にあたしはアンタになんか用は無いのよ！」
今凉花…由華って言ったよな？
まさか…
「うっ…ったく由華さんはもっと女の子らしい挨拶ができねぇのか」
「あっ!!お兄ちゃんもう平気なの!?駄目だったら私が良いことしてあげるよ」
あいにく今は妹の訳の分からない話にはついていけない
頭の痛みの方が強いのだから
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