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雪:あっ!こ、こちらこそ宜しくお願いしますっ!
三成の手を握り返すと、思いの外華奢なことに気付いた
雪:(……あれ?三成様って…)
雪乃が考えようとするといきなり信長が後ろから抱きついてきた
信:オイコラ三成!テメェ俺の雪乃に簡単に触れんじゃねぇ!
雪:の、信長様?急にどうされたんですか?っていうか『俺の雪乃』って何ですか!?
雪乃は慌てて離れようとしたが、信長の方が力は上で、離れてくれない
時折首もとにかかる信長の吐息に雪乃は身体が震えた
信:決めた!雪乃、お前を城に連れていく!
三・秀・雪:は、はぁぁ!?
秀吉と三成は『何を言い出すのか…』といった顔で信長を見た
一方信長は至極真面目な顔で雪乃を抱き締める
雪乃はというと、固まったまま動かない
信:異論は聞かん!雪乃、お前は今日から俺のものだ!
これが今から始まる物語の序章となった
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