出逢い

5/5
前へ
/16ページ
次へ
雪:あっ!こ、こちらこそ宜しくお願いしますっ! 三成の手を握り返すと、思いの外華奢なことに気付いた 雪:(……あれ?三成様って…) 雪乃が考えようとするといきなり信長が後ろから抱きついてきた 信:オイコラ三成!テメェ俺の雪乃に簡単に触れんじゃねぇ! 雪:の、信長様?急にどうされたんですか?っていうか『俺の雪乃』って何ですか!? 雪乃は慌てて離れようとしたが、信長の方が力は上で、離れてくれない 時折首もとにかかる信長の吐息に雪乃は身体が震えた 信:決めた!雪乃、お前を城に連れていく! 三・秀・雪:は、はぁぁ!? 秀吉と三成は『何を言い出すのか…』といった顔で信長を見た 一方信長は至極真面目な顔で雪乃を抱き締める 雪乃はというと、固まったまま動かない 信:異論は聞かん!雪乃、お前は今日から俺のものだ! これが今から始まる物語の序章となった
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加