34人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから一晩、考えた
考えて考えて…まぁ5分後位に寝たんだけど
夢かと思いつつ朝蔑んだ目を向ける波江を見てあ、夢じゃなかったと確信した
「はぁ…」
「また溜め息?ウザいわね、昨日からはぁはぁと」
「…なんか俺が変態みたいな感じになるからその台詞止めて」
「あらそう、善処するわ」
素っ気無いいつもの会話、いつもなら上手く切り返すのになぁ…
だって、しずちゃんが…あのしずちゃんがまさか俺に恋ですよ?←全くの誤解
「取り敢えず外の空気吸って来よう」
と言う訳で池袋にやってきました
今日は祝日だから何時もより密度高いな…
「ん?あれは…」
密度高くても目立つ身長、金髪、バーテン服
なんてこった!!しずちゃんじゃないか!!
今なら道路標識でもポストでもゴミ箱でも自販機でも軽く受けてしまうかもしれないっ!!
そしたら俺死ぬじゃん、死亡フラグじゃん
主要キャラなのに、それはいただけない、マジで
取り敢えず路地に逃げよう、そう思って素早く路地裏に走る
俺らしない…参ったな、調子悪いどころじゃないな
それもしずちゃんのせいだっ!!←とんだとばっちり
「臨也ぁ!!」
「げっ!!」
鼻良いなもう!!
見つかったしっ
…良く見たらここ狭いし
最悪!!
「しずちゃん落ち着い…!?」
「あ…!?」
取り敢えずストップをかけようとすれば、何かに足を踏み外した
何、不覚じゃん俺…
悔しいからしずちゃんのシャツを引っ張って、そのままガシャーン!!と倒れた
最初のコメントを投稿しよう!