3人が本棚に入れています
本棚に追加
話は10分で済む所、ケイタが馬鹿だという事に途中で気付いたマリカは、丁寧に説明したため20分程かかった。
話の内容は…
マリカは精霊使いである事。
そしてエデン教の本当の目的のため、精霊使いは邪魔とされ教会が狙っているという事。
その本当の目的とは、最悪…世界滅亡の可能性まであるもので、マリカはそれを阻止するために故郷から旅をしてきたのだという。
しかし、正体極秘のはずが故郷を出て早々暴かれてしまい、阻止どころかただ逃げ回るだけとなってしまったのだ。
そして逃げ回った結果…今日に繋がった訳である。
ケイタ「そうなのか。
用するに…マリカはエデン教に命を狙われていて、それを阻止するためにエデン教をやっつけようって事だな!!!」
マリカ「………………。」
これ以上ない程優しく説明したマリカだったが、ある意味その上をいく頭脳を持ったケイタに言葉を失った。
マリカ「まぁ…。
……そういう事だね。」
ケイタ「なんだが難しい話だったけど、俺はとりあえずマリカを逃がせばいいんだな!
じゃあ行こうぜ!」
マリカ「うん!!」
とは簡単に言ったはもの、ここから彼の運命は大きく変わっていくのであった……。
最初のコメントを投稿しよう!