序章 始まり

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それから数時間が経つ… 3時間程度経っているが、マリカは起きる気配はなく、眠り続けている。 そして、今は昼時。 ここでディンがいつもと違う、あるおかしい所に気づく。 ディン(気のせいか…? …いや……違うか…。 外がやけに騒がしい。 と言うより、いつもの数倍のエデン教徒が出歩いてる……。 エデン教ってのは、どこか不気味だからな…。 うちの国教とはいえ、悪い噂だって耳にする…。 今日一日、警戒しておくか…。) 一方… ケイタはマリカが何か異変を起こさないか見張っていた。 1時間交代という事で今はケイタの番だ。 ケイタ「あーぁ…。 退屈だなぁ…。」 ケイタはマリカの長く綺麗な茶色の髪を見ながら、言った。 ケイタ「何かあったのかな…。 外がいつもより騒がしい…。」
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