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リュンベル「よし。全門を閉鎖しろ…。」
門番達は、はい!っと大きく返事をし、大きな門を閉める作業へとうつった。
リュンベル(…とうとうマリカ=アルメントを捕らえたぞ。
これでエデン教は、目的を達成する事ができる……。)
リュンベル「そろそろ国内を捜索させるか。」
一方、同時刻のどこか…
ここには5人の人間が7個円卓に並べられた椅子に座っている。
男1「リュンベル、頑張ってるみたいだな!
まぁ俺なら、もっと早い段階で捕まえれたんだろうけどね。」
男2「お前には出来ねーよ。
リュンベルに出来ねーのに、てめーに出来る訳ねぇだろ。」
男1「うるせーバーカ!!」
男2「馬鹿だと!?
てめーに言われれば、人生の終わりだっつーの…。」
男1「んだと!!
なら人生終わらせてやるよ!」
男2「できるものならやってみな。」
男1「やってやるよ!!」
女1「全く……。
その辺でやめておけ…。
貴様ら二人共20前だろ?
毎日集まるたびに喧嘩して、飽きないのか?」
男1「だってこいつが…!」
男2「こいつだぁ!?
誰にもの言ってんだ!?あ?」
男1「お前こそえらそうな口聞いてんじゃねーよ!」
男3「……ー……。」
男4「うるせーんだよ!チビ共!!
いい加減やめやがれ!!
喧嘩なら後でしろ!」
女1「マクートの言う通りだ。
私達はエデン教の大幹部…。
各々に何百何千と部下がいる立場なんだぞ?
いつも言っているが、そろそろ立場を理解しろ……。」
男1「聞き飽きたっつーの。
だいたいさぁ、俺らより弱ぇ奴に言われたかねーよ。」
男2「それに関しては同感だ。」
男3「……なら俺が言おう。
いい加減にしろ。」
男1・2「!!!シムジン!!」
男1「お・お・お前には言ってねーよ?」
シムジン「ソウシ…またこの間のように地に捩伏せられたいのか?
ドルチア、お前もだ。」
シムジンと呼ばれる男の脅しによって、ソウシ[男1]、ドルチア[男2]は黙った。
ただの脅しで…脅しか本音なのかはわからないが、たったそれだけで、あれだけうるさかった二人を黙らせたのだからこの男の実力は相当なものだろう。
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