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場所は変わって屋上
繭「やっとご飯だ」
明「そうだね」
明たちが屋上への扉を開けると
座禅を組んで瞑想をしている翔がいる
明「あっ、編入生」
冬弥「こいつが噂の編入生か」
翔「お前は誰だ?」
翔は体勢を変えずに聞く
繭「クラスメートだよ」
翔の問い掛けに答えたのは繭だった
翔「そうか」
素っ気なく答える翔
明「一緒にご飯食べる?」
いきなり明が提案する
冬弥「それも有りだな」
それに便乗する冬弥
翔「そこに隠れてるのを始末したらな」
そう答えれば立ち上がり
翔「出てこいよ」
翔は物影を見据える
?「よく気付いたね」
物影から1人の男が出て来る
冬弥「兄貴じゃないか」
梅燕(バイエン)「久しぶりだな」
繭「どうしたんですか?」
梅燕「ちょっと問題があってな」
冬弥「貴族会のこと?」
急に小声になる
繭「明、先に食べてて」
2人の話しに加わる繭
明「分かった……」
明らか落ち込んだまま翔の下に来る
翔「…………」
翔は入り口をずっと見据えている
明「名前はなんて言うの?私は白鳥 明だよ」
翔「俺は片山 翔だ」
翔は質問には答えるものの入り口から目を離さない
梅燕「どうかしたのかい?」
翔の様子に気付いた梅燕が気にかける
翔「何でもない」
その後5人でご飯を食べ、明と翔は龍によって職員室に連れていかれ朝の件について絞られた
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