第1章

7/18
前へ
/56ページ
次へ
翔「これが学園寮か?」 明「そうですよ」 2人の前にはそれなりにでかいビルが建っている 翔「ホテルじゃないのか?」 明「部屋数は分からないけど1部屋が結構広いよ」 2人は入り口から入りロビーらしき所に着く 明「寮母さんに鍵を貰わないと」 翔「部屋分けの仕組みは?」 明「基本的には2人1部屋ですよ」 翔「ふーん」 寮母「あら、明ちゃんじゃないの。どうしたの?」 明「編入生の部屋の鍵を貰いに来ました」 寮母「編入生の名前は?」 寮母さんは名簿を開きながら聞いてくる 翔「片山 翔です」 寮母「翔くんね」 寮母は名簿をパラパラとめくる 寮母「翔くんの部屋は243号室だね」 明「243号室!?」 寮母の言葉に驚く明 翔「どうした?」 明「片山くんは少しここにいて」 明は階段に走って行く 翔「何をやってんだか」 寮母「243号室は明ちゃんの部屋だからね」 翔「はぁぁぁ!!?」 翔の叫び声がこだまする 数十分後に明が戻って来て渋々部屋に向かう翔だった
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

111人が本棚に入れています
本棚に追加