第1章

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翔「寝坊したーーー!!!」 現在の時刻8時35分 学園は8時40分に登校を完了しなければならない 翔は急いで制服に着替えリビングに出る 明「おはようございます」 明は呑気に寛いでいる 翔「時間大丈夫か?」 明は時計をちらっと見る 明「あっ……」 時間の事を忘れていたらしい 翔「早く俺に掴まれ」 明は頬を紅く染めながら翔の右手を握る 翔「『転移』」 翔がそう言うと2人は部屋から姿を消した 本来『転移』は無属性で誰にでも使う事は可能だが通常ギルドランクがAランク以上の者しか使わない 理由は座標認識を的確に出来ないとよからぬ所に飛んでしまうからと魔力の消費が多大だからである しかし、この時の明は焦っておりそんなこと気にもとめなかった 翔はDランクなのに『転移』を使用したという事を
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