第2章

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冬弥「翔にこんな特技があったとはな」 繭「ほんとびっくりだよ」 冬弥と繭は翔の作った料理を食べている 明「美味しいよね」 翔「何かと作る機会が多かったからな」 因みに今日のメニューはハンバーグである ウル「ミャオウ」 ウルも翔が作ったハンバーグを食べている 冬弥「何でウルはずっとこっちにいるんだ?」 明「何でだろ?」 繭「使い魔は喚んでるだけで魔力を消費するのよ」 翔「下級なら魔力消費は無いに等しいから大丈夫だ」 翔はチラッとウルを見る ウル「ニャウ?」 ウルは首を傾げている 翔「(有り得ないよな?)」 繭「どうかしたの?」 1人で考え込んでる翔を不思議に思った繭が問い掛ける 翔「いや、何でもない」 コンコン 不意に扉をノックする音が部屋に響く 翔「誰だろう」 翔は椅子から立ち上がると玄関に向かう 翔「どちら様ですか?」 翔が玄関の扉を開けると 目の前に立っていたのは 龍「ちょうどよかった、お前に話しがあるからちょっとついて来い」 担任の龍である 翔「分かりました」 一旦冬弥たちの所に戻り 翔「先生に呼ばれたからちょっと行ってくる。まあ、適当に寛いでてよ」 それだけ言うと再び龍のもとに向かう 翔「じゃあ、行きましょうか」 龍は翔の肩に手を置き 龍「『転移』」 『転移』の魔法を唱える 冬弥「何の話しだろうな?」 繭「見当もつかないわ」
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