少年はピエロ

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「マジか!?」 地面に擦り付けていたパッと頭を上げる。 「マジよ。レリーフはこっちにあるんだからなんかされる心配はないし、それに……本当に大変なんでしょう?」 少女は少年が何に怯え何から逃げているなんてわからない。 けど、何故か彼を助けたくなってしまっていた。 「あ、ありがとう!!」 少年は歓喜の余りに抱き着く。 しかし2人は状況が異質過ぎて、あることを忘れてしまっていた。 「……あ」 「……………!?」 少女は下着姿のままだ。 「し、死ねぇ!!」 ズゴォ!!
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