プロローグ

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駅の駐車場には演説をするための台が置いてあり、その周りは既に多くの人で埋め尽くされていた。 今回の演説は「暴力団排除に関する新条例」についてのことらしい。 俺が住んでる青空市では、ここ最近地元のヤクザと中国系マフィアが結託し様々な悪事を働いている。 そこで、市民が5000人近くの署名を集め「暴力団排除に関する新条例」を作るように市長に請求したという背景がある。 「しっかし…暇だな、ちょっと早く来すぎたんじゃない?」 「確かに…」 演説が始まるまでにはまだ時間があった。 なので、俺は暇つぶしでモ○ゲーの怪盗ロワ○ヤルをやっていた。 俺、なんかフルボッコにされてる… 宝が全て盗まれていた。 そんなことを考えてるうちに、市長が到着したようだ。
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