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「純樹何してんのさ?」
「あー!今鬼ごっこちゅっ・・・って来ちまった!やっべ!じゃあなっアヤカ」
純樹と同い年であろう男の子達が走ってきた。
「お前さ~!ウチは一応お前の先輩なんだから─ってオイ!」
「じゃあなっ!あっ、美香先輩もまたっ!」
そう言って純樹は去っていった。
木枯らしが来たかのような一瞬の出来事。
その一瞬がこれからの美香を大きく変えるなんて────
まだ誰も気づかなかった。
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