ⅩⅢ

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   街の保安官は、危険だと言った  それは見ず知らず、ましてや何者なのかも全くわからない男を野放しにさせる訳にはいかないからだろう  ケイトは、『それなら大丈夫!』と力強くいった  あの島ならば泳いでも渡れない  出なきゃ良いのよ  そのケイトの絶対に連れて帰るという意見に保安官も頭を抱えたが、遂に、それならと承諾したのだった  これからは、ケイトとサラとの三人暮らしが始まる  勇人もケイトもサラもニコニコと微笑みっぱなしだった
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