オープニング

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「年とったなー」とふと思ったのが、これを書くきっかけの一部になった。 僕の名前は、光一(こういち) 今年二十歳になったばかりの東京の大学に通う、ごく普通の大学生である。 なぜ、過去のことを今更、物にしようと思ったかと言うと、友人の話が発端である。 友人A「そういえば、光一ってモテキってあった?」 光一「なんだよ、唐突に」 友人A「いや俺、モテキ来なくて…ちょっと不安でさ」 光一「なるほど。まぁ高校の頃にあったよ」 友人A「じゃぁ聞かせてくれよ!」 光一「長くなるけどいいか?」 友人A「もちろん。その前にトイレいってくるわ」 光一「さっさと行ってこい」
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