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教室の中では、気の合う友達を見つけた人はわいわいやっていたが、1人でぽつんといる人もいる。
光一「人が多い…」
僕がそう思ったのも無理はない
1クラス20人でやっていた中学時代それが普通なものと思って生活していた
一気に二倍に増え、かつクラスが7つに増えてしまった
だからしょうがない
ふと前に座っていた奴が声をかけてきた。
「俺、和真(かずま)!以後よろしく」
唐突すぎてびっくりしてしまった
光一「お…ぉうよろしく
俺は光一」
光一「光に一って書いて光一」
和真「よろしくなぁ~」
和真「ところで光一はジャ●プ読んでるん?」
ジャ●プとは、週刊少年誌であり、今も不動の人気を保っている
現に今もちょくちょく読んでいる
光一「読んでいるけど」
和真「まじか!今連載中の…ってやつ読んでる?」
光一「読んでるよ主人公かっこよくね?」
和真「まじでかっこいい最高!」
僕と和真はくだらない話をしながら、入学式が始まるまで話した
あとあと話を聞いてみると、僕と和真は、地元が近いということが判明した。和真と遊ぶ話はまた今度…
和真と話ながら、入学式に参加した。
入学式では、この学校で一番偉い先生が、話をしていたのだが僕は夢の中…
しばらくして肩を叩かれた。
??「もう終わったよ」
光一「おぉ?」
不意に声をかけられたので声を出してしまった
声をかけてきたのは隣に座っていた拓也だった。
拓也はぱっと見クールキャラなのだが、おちゃらけている
拓也「あっ俺は拓也だ。よろしく」
光一「おう…よろしく」
拓也「俺軽音に入ろうと思ってるんだけど、一緒に入らないか?」
僕は軽音部というものが、この学校にあったことを、初めて知った。
光一「いや、ごめん俺水泳部に入る予定だから…」
拓也「そっかー残念」
光一「まぁ一緒のクラスだし、仲良く行こうぜ」
拓也「おう!よろしく」
この拓也との出会いは、今後の人生に深く関連がある。
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