高校1年(春)

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僕は、この1日で二人も友達ができた。僕の人生の中で、これまで早くできたのは、小学生以来である。 拓也「おはよう!光一!」 朝から元気な奴だな 光一「おはよう拓也」 拓也「朝光一を見かけたんだが声をかけられなかったわ」 光一「なんで?」 拓也「女の子と親しげに話をしていたからさ」 光一「なるほど」 拓也「あれって彼女?」 光一「そんなことあるわけないだろ」 光一「ただの腐れ縁だ」 拓也「なんだ つまんね」 光一「そういえば拓也?」 拓也「うん?」 光一「部活の見学には行ったのか?」 拓也「もちろん。孝と行った」 孝とは、拓也の前の席にいる、もの静かなやつだ 光一「でどうだった?」 拓也「俺は、軽音部に入るぜ」 拓也は軽音部へ俺はというと… まだ迷っている。
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