幸子(さちこ)

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私は、てっちゃんのお母さんの顔をみるなり、ポロポロと泣いたわ。 てっちゃんのお母さんは、産婆さんで、自分がとりあげるはずだった人が、今日転倒してしまって、この病院に入院した事をしり、夜中にきてその帰りだったの。 大きなお腹の私が病院の玄関の前でず~っと立ってるから心配して声をかけてくれたのよ。
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