~プロローグ~

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広い校庭。 綺麗な校舎。 創立10年とまだ歴史の浅い小学校に 比呂は入学した。 人見知りの強い比呂は、 最初上級生に手を繋がれるだけで、 激しく緊張していた。 ドクン…ドクン…。 連れてこられたのは 見たことのない教室。 見たことのない友達がいる場所だった。 平仮名で 「やすながひろ」 と書かれた紙が置いてある席に 比呂は座った。
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