~1 少年時代~

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その少年は、蒲生蓮といった。 比呂は蓮と話したことがなかった。 というより、話しかけることが できなかった。 三年生にして金髪である蓮が 怖かったからだ。 「比呂~帰ろうぜ~」 人見知りの比呂は、 三年生になっても佑介と一緒に 帰っていた。
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