空からの贈り物

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「お待たせいたしました。お嬢様」 俺は皮肉っぽく言った。 「未徠、それ皮肉?」 ヤベッ! 俺は咄嗟にそう思い、 「なわけねーだろ!」 と、言い訳をしてしまった。 なにやってんだ、俺は。 部屋の隅っこでうずくまる馬鹿が一人(笑)すると瑠璃は空気に耐えられなかったのか、 「なにやってんの!?」 と、キレ気味に言い放った。 キレられるようなことはしてねーよ 心の中で悪態を吐きながら、俺はしかめっ面をした。
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