出逢い

2/3
前へ
/6ページ
次へ
「じゃ未徠、また明日な!」 「おう」 俺はそう言って友達と別れた。家族にクリスマスプレゼントでも買っていこうと思ったその時、 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 悲鳴と共に一人の少女が空から降ってきた。 Гいった~。何でこんな時に翼を傷めるのよぉ!お尻打ったじゃない~!」 一人で何騒いでるんだ? 俺は不思議に思ったが、あまりにもお尻が痛そうだったので、声を掛けることにした。 Г…大丈夫か?」 Г大丈夫な訳無いでしょ!!これの何処が大丈夫に見え…………って、人間!?」 少女は相当驚いたらしく、元々大きい瞳をこれでもかというほど大きく見開いた。 Г…とりあえず、俺常盤坂未徠。アンタは?」 Г人間に教えるつもりは無いわ」 名前を聞くと、顔を背けて言い放った。 何処からどうみても人間だろ、アンタも。 そんな事を考えていると、 Г私を人間と一緒にしないで!!」 と怒鳴られた。 心読めんのか!?
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加