第一章

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「・・・痛い」 痛い。身体が?心が? もう・・・どこが痛いのすら、分からない。 痛む身体を動かす。 あいつらが、もし戻ってきたとしたら・・・。 考えただけでもぞっとする。 「何してんだ?」 ・・・っ最悪。何で裕がくんの? 「・・・別に。彼方が探してた」 「彼方が?ああ・・・そういう事か。彼方も過激だな。 まあ、お前淫乱だしさぞ嬉しかっただろ」 「嬉しい訳ないだろっ!」 「はっ。そうかよ」 ああ・・・もう何もかもが嫌だ。 誰かーーータスケテ
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