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「俺と付き合え」
そう言われた時凄い
嬉しかったからOKしたんだ。
一ヶ月記念日にWデートを
しようと言われた。
相手は俺(幸博)、彼方(俺の親友)、裕(彼氏)、雅樹(裕の親友)の四人。
楽しかった。けどその日から裕と彼方はずっと一緒に居るようになった。俺も雅樹と一緒に居るようになったし特に気にしなかった。
数日後、裕が一緒に帰れないと言っきた。
部活が終わるのが遅くなるらしい。
俺は軽く返事をして帰宅をしようと準備をした。
「幸博、どうした?」
渋々雅樹と帰宅する俺。
「やべっ!財布忘れた。取りに行ってくる」
「おっちょこちょいだな。待ってるからな」
「ありがとう」
この時行かなかった方が良かったのかもな・・・。
「あった。ん?」
財布を見付け帰ろうとした。けど空き教室から物音がして気になり覗いてみた。
「あっ・・・ダメだよ。」
「彼方・・・愛してるんだ」
何故?彼方と裕は繋がってるんだ?俺を抱いてくれた事ないのに・・・
ガタッ
思わず音を出してしまった。
音に気付いた彼方は恥ずかしげに逃げていった。
裕も追いかけようとしたから
俺は思わず裕の袖を握りしめこう言ってしまった。
「・・・裕、今、彼方と・・・」
「はあ・・・うぜえ。
俺はお前に興味なんかなかった。
彼方が好きだったんだよ。
お前のお陰で彼方に想いを
告げられたよ。ありがとな」
「・・・っやだ!俺の事好きって・・・」
「あんなの嘘に決まってんだろ?別にお前がセフレでも良いって
んなら付き合ってやってもいいぜ?」
「・・・っ良い!それでも良いから!」
「ならさっさと来いよ。
誰かさんに邪魔されたせいで
途中だったし」
「うん!」
幸博
Subject:ゴメーン
ー本文ー
財布見付けたわ。
そん時に裕と会ったから
ラブ×2してくるな!
待たせて悪いけど先に帰ってくれな。
ーendー
雅樹
Subject:無題
ー本文ー
了解。
財布見つかって良かったな。
ーendー
今まで見た事ない程冷たい目。
捨てられたくない一心でセフレを了承した俺。
既に歯車が狂い出したんだな。
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