招待状と100年の隔て

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  「お前も俺のマンガ隠れて読んでるくせによく言うよ」   「ふん…」   マンガに小遣いの大半を費やしている萬樹には分かっていた。   微妙に前後のマンガが倒れていて、1冊毎に持っていってもすぐ分かる。   CDやDVDを沢山いれられるケースに全部入っていた音楽CDが一枚抜けている様なものだ。   「しかも今回、そろそろ読み進めようとしてたやつ持っていきやがって!後でちゃんと返せよ?」   「ん~」  
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