招待状と100年の隔て

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  封筒を開けながら自分の部屋に戻ると、ベッドに座り封筒をハサミで開け、中に入っていた濃い茶色の三つ折りになった紙を取り出す。   その紙から何か異様なものを感じた…   「スゲー…」   紙を開くと、黄緑色のインクで『すとっぷたうんへのしょうたいじょう』と筆字のように書かれていた。   「シュールだな…けど『すとっぷたうん』って何だ?」   イタズラか?と少し思ったが、その茶色の紙は二枚目があり、そこには『すとっぷたうんのちず』と書かれていて、やはりこれも黄緑色のインクで、県境や市町村境等を細かく書いていた。  
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