愛してた…？

ｼｮｯﾄﾊﾞｰで…（序章）

　「おはよ」そう言って、行きつけのｼｮｯﾄﾊﾞｰに入って行く。
店の中にはｶｳﾝﾀｰが10席から12席あって後ろにはﾎﾞｯｸｽ席が3つ。長方形のそのお店には、ｶｳﾝﾀｰの中央に鏡張りの一本の柱がある。

柱には、いたるところにﾌﾟﾘｸﾗが貼ってあって、中にはKissしてるﾌﾟﾘｸﾗまである。

幸い他にお客さんは入ってない。ﾏｽﾀｰが一人ﾃﾚﾋﾞを見ながらﾀﾊﾞｺをふかしてる。

ｶｳﾝﾀｰに腰掛けﾚｹﾞｪﾊﾟﾝﾁを頼んで、ﾀﾊﾞｺに火を付けて煙を吐き出す

…ふいにﾏｽﾀｰが口を開いた…

「どうなったのや？」

「……あぁ、そういえば、言ってなかったね…」