そのに ♂ タイミング

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あれから、 昼休みになった。 「あーあ、結局謝れなかったや💧」 そんな事で頭がいっぱいのままお弁当を鞄からとりだす。 すると、聞き覚えのある声が私の名前をよんだ。 「優っ」 「つ、司先輩?!」 つい大きな声を出してしまった。 「ぷっ!そんなに驚かなくてもいいだろ?」 「え、あ、えっと、ちょっと場所を代えましょう💦」 さっきからクラスメイト(とくに女子)の視線が痛い。 「ん、分かった!ついでに弁当も持ってこいよ!」 「??、わかりました!」 私はよくわからなかったけど弁当を持ち出して、 適当に人気のないわたり廊下に場所をかえた。 「あの、先輩。ナンのようですか??」 「んー、ナンのようだと思う?」 「さぁ、分かりません?」 いったい、ナンのようだろう? 「まぁ、とりあえず弁当でも食べながら話しましょうかっ♪」 そんなこんなでお弁当を二人で食べることにする、 でも、お弁当を食べながら話した内容は全部雑談で、特に部活の用事でもなかった。 お弁当を食べおえ、チャイムがなり、互いの教室に帰ることにする。 (いったい、なんの用なんだろう…?) 勇気をだしてわたしは司先輩の言う用事がなにか聞いてみた。 「あ、あの、いったい、なんの用だったんですか?」 「ようならもう済んだよ?」 「えっ??」 「一緒に弁当食べたかったんだ」 「あ……。///」 自然と顔があつくなる。 どうしてこの人はこんなに簡単に私が恥ずかしくなるような言葉を言ってのけるんだろう? (もしかして、私……)
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