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その後の私の数日は
練習→会議→部活
のエンドレスで目が回るようなスピードで過ぎていった。
●♂○●♂○●♂○●♂○●♂○
俺は学校の帰り道、お姉ちゃんのコトを考えていた。
最近お姉ちゃんは、慎兄ちゃんと一緒にかえらず、司先輩って人と帰っている。
会話の内容も最近じゃ、司先輩のことばかりだ。
(まぁ、お姉ちゃんに彼氏が出来ようと、関係ないことなんだけどサ……)
なんというか、シスコンなつもりはないけど、なんとなく面白くない。
モヤモヤした気持ちを吹っ切りたくて思いっきり電柱を蹴った。
「い、痛~~~~っ!!」
足が痺れる。
つか、超いてぇ!!
今日俺、家まで帰りつけるの……かな?←
「理って、結構物にあたるタイプだよね」
突然冷静な声がきこえた。つか、やばっ!恥ずかしい所を誰かに見られた!
と、おもったら
「ナンだ、ミズホかよ~」
「『ナンだ』はひどいなー」
ミズホは幼稚園からつるんでる仲で、たまに下校がかぶったときは一緒に下校したりしてる。
ちなみに、性格はクールでMっ気があるというか……しかも、友人にエイリアンがいる(?)らしい!
たしか、エイリアンの名前はトニー・ハイツ・ウエントンストってミズホが言っていた。
まぁ、良い奴だ!←結論👍
「話ぐらいなら聞くよ」
「うーん、俺ってシスコン?」
「……」
「そ、そんな冷めた目で俺を見るなーっ!!」
い、色々と恥ずかしいだろうがっ!!
「あー、ウン。理はセーフティーラインにイルト思うヨ」
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