そのさん ♀ キョリカン

6/10
前へ
/192ページ
次へ
その後の私の数日は 練習→会議→部活 のエンドレスで目が回るようなスピードで過ぎていった。 ●♂○●♂○●♂○●♂○●♂○ 俺は学校の帰り道、お姉ちゃんのコトを考えていた。 最近お姉ちゃんは、慎兄ちゃんと一緒にかえらず、司先輩って人と帰っている。 会話の内容も最近じゃ、司先輩のことばかりだ。 (まぁ、お姉ちゃんに彼氏が出来ようと、関係ないことなんだけどサ……) なんというか、シスコンなつもりはないけど、なんとなく面白くない。 モヤモヤした気持ちを吹っ切りたくて思いっきり電柱を蹴った。 「い、痛~~~~っ!!」 足が痺れる。 つか、超いてぇ!! 今日俺、家まで帰りつけるの……かな?← 「理って、結構物にあたるタイプだよね」 突然冷静な声がきこえた。つか、やばっ!恥ずかしい所を誰かに見られた! と、おもったら 「ナンだ、ミズホかよ~」 「『ナンだ』はひどいなー」 ミズホは幼稚園からつるんでる仲で、たまに下校がかぶったときは一緒に下校したりしてる。 ちなみに、性格はクールでMっ気があるというか……しかも、友人にエイリアンがいる(?)らしい! たしか、エイリアンの名前はトニー・ハイツ・ウエントンストってミズホが言っていた。 まぁ、良い奴だ!←結論👍 「話ぐらいなら聞くよ」 「うーん、俺ってシスコン?」 「……」 「そ、そんな冷めた目で俺を見るなーっ!!」 い、色々と恥ずかしいだろうがっ!! 「あー、ウン。理はセーフティーラインにイルト思うヨ」
/192ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加