ちょっとおじゃまします。

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うん。まぁ続きを話すとだな。 ------------------ 俺とスパイラルは学園に戻った。学園は俺達が逃げ出した時より酷い有様になってたよ。 校舎の8割は崩れていて人がいるとは思えなかった。 だが、確かに生存者がいた。 忘れてないか?俺が探知魔法を得意だってこと。 最初は諦めて誰かがくるのを待つ予定だったよ。そんなときスパイラルが 「なあ早川。お前探知使えるじゃんか。………探せ」 スパイルくんマジ怖いっすわ。目がこっちを睨んでます。 ん?なんで睨んでるかって?それにはな、ふか~~~~いわけがあるんだよ。 約3分前。 「あ、スパイル。お前が気絶させた敵いるじゃんか」 俺は気まずそうに言った。うん、あの時は死ぬかと思ったね。 「ああ」 スパイルが答えた事を確認して俺は続けた。 「あいつね…………逃げたぞ」 俺は殴られる覚悟をして言った。そんときのスパイルはぼーっとしていた。 「へー。…………ハァ?お前なんつった?」 スパイルはその言葉に反応して俺をきょとんとした感じで見てきた。 「いや、だから………逃げました。さーせん」 予想通り殴られました。ありがとうございます。 「てめぇ何言ってんだよ!?逃げた?見てたの?」 いってぇ!3メートルは吹っ飛んだぞ! 「いや、なんかさ会議室で探知したじゃん。その時にさ既にあいつ逃げてたみたい。後からお前を追うため探知やめて追いかけたら………いた場所にいなかった」 結果的にはな!2人のせいなんだってば!と俺は伝えたかった。 まあそんな事があり俺とスパイルはなんか変な感じになった。 「はい、探します。本当にすまん」 探知を発動するのを見るまでスパイルは俺を睨んでいた。 ---キィィィィン--- 探知発動の音が頭の中に響き渡り探知を開始する。 ………お!いたいた!えっと……中学校舎に100人程の魔力を感じる! 「よっしゃ!スパイル見つけたぞ!生存者100数人!」 俺はスパイルに抱き着いた。ホモとか思うなよ?嬉しかったからだ。
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