ちょっとおじゃまします。

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俺の心も知らないで奴らは勝手に話を進める。 「では1つ目、あなたの卒業した魔法学園はどこですか?」 あら?案外簡単な質問だこと。 「春海魔法学園ですが何か?」 「質問しているのはこちらです。静かに従って下さい」 とか言いながら俺の眉間に銃を構えるお兄さん方。マジ怖いっす。 「2つ目の質問に移ります。あなたが卒業後、就職した所は何ですか?」 職場?また簡単な質問だ。 「えっとな、軍の裏ギルド捜査隊だ」 男は頷き最後の質問に移る。 「最後の質問です。あなたの御親友にユニゾンスペルの使い手はいますか?いたら名前と年齢と職場を教えていただきたい」 「それって俺と何の関係……すみません!」 こいつは常識を知らないのかよ!?言いかけただけで銃構えるってないない。非常識過ぎてクソわろた。銃を頭でグリグリされました。てかあいつこのシチュエーション楽しんでないか? 「答えます、はい。マジですみません。いますよ、スパイル=ティティスって奴で俺と同じ20歳、職場も同じっす」 俺が答えた事を確認すると男は銃を降ろして帽子を取った。 なんとそこには!かなりのイケメンさんがいました。イケメン消えろ。 そのイケメンさんは急に頭を下げて俺に謝ってきました。 「先ほどは申し訳ありません。本当に早川様か確認するための手段でして…。これから魔法大臣に会って頂く為に今日はお呼びしました」 なんだそんな事だったのか……じゃ済まないよこれ!俺ミスったら死んでたよ?まあ死ななかったからいいけどな。 と、車が停車した。 「では、案内いたします」 イケメンさんは車から出てそれに続いて俺も出た。 あ~ここね。 俺は以前この場所に来たことがある。転移の国家試験の為にだ。まさかここに大臣さんが居るなんてね。見た目は大きな城だから問題ないか…。 イケメンさんに案内され俺はやたらに豪華な部屋に今居る。 「その椅子に腰掛けてお待ち下さい」 俺は近くにある椅子に腰掛けて大臣を待つ。 5分待ったろうか、扉は開き中から偉そうなオッサンが現れた。あ、仮にも大臣か。
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