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『えー、証明された所で表彰に入りたいと思います』
色々とまずい空気を大臣が割り切る。
いやー、マジで助かったよ。あの空気マズすぎて死にそうになった。
『早川竜哉、前に』
大臣に呼ばれ俺は大臣の前に出た。大臣と目が合う。
「ふっ」
鼻で笑っただと!?後で殴ろう。
と今は大臣を睨むだけで終わらせた。
大臣は手元の机から1枚の紙を取り出す。それを自分の前に持って行き読みはじめる。
『…早川竜哉。そなたは闇、光のユニゾンスペルを初めて成功させた人間として表彰する。さらに、そなたに「光極闇極」と言う2つの名を与える』
皆が「うぉぉぉお!」と歓声をあげた。2つの名。俺なんかがそんた大層な物をもらってもいいのか!?
『あ、それと。そなたはこれより王族守護隊のガーディアンナイツに属する事が決定した。……おめでとう』
「「うぉぉぉお!」」
再び歓声と共に今までにない程大きな拍手が巻き起こった。
拍手が俺1人の為に向けられていると思いかなり鼻が高かった。
それに、ガーディアンナイツに入れた事がかなり嬉しかったな。最初それを言われたとき自分の耳を疑った。てか大臣の胸倉掴んで嘘じゃないかどうか問い詰めた。……SPのお兄さんに捕まり取り押さえられたが。
どうやら本当らしい。
ははは、俺神じゃん。
自惚れもいい加減にしろってその時の自分にツッコミを入れた。
賞状を受け取り俺は席についた。
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