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まぁ、こんな感じかな?
俺がユニゾンスペルを使える理由や仲間についてとかわかっただろ。
んぁ?何故ガーディアンナイツに入ったのに今学園の教師をしてるかだって?
俺の性格を考えてみろ。楽しいことが見つかったらとことんやる、それがマイクオリティーだ。
……マジでわからない?
予想してくれた奴らもいると思うがやめさせられたんだ。
理由なんか聞くな。聞いたら俺の心が砕ける。
ある日上司が来て
「早川竜哉の馬鹿野郎はどこだ!」
とか言って俺の部屋に乗り込んできやがった。
かなりキレていたようでわざわざ魔法で扉をぶち抜いてくれたっけな~。
「お前は仕事もしずに何を遊んでるんだ!」
寝起きでぼーっとしている俺には何がなんだかわからなかった。
そして上司を見て分かった。
「またダイエット失敗っすか…ププ。そんなの部下に当たらないで下さい。てか今日休みですよね、んじゃ寝るんで」
俺は布団に潜りまた夢の世界にログインしようとした。が、
「まてぇぇぇぇええい!ダイエットは失敗したがそんな事の為に今日は来てるわけじゃない!早く着替えて出勤しろ!」
王族守護、それが仕事なのだがそれはさておき。今あいつは何て言った?出勤?今日は休みだぜ?
「何言ってんですか?今日はやす……みじゃねぇ!」
軽く曜日の感覚ズレてた!やべぇ、これで遅刻14回目じゃねーか!
「……ったく。それで隊長から伝言がある」
頭を抱えてベッドの上で転がる俺を見て上司は楽しそうに話始める。
「お前、クビな。隊長は『ガーディアンナイツお前には無理だ。どこか好きな職場に消えろ』って言っとけと言われたらから来てな…どうした早川?悲しいのか?辞めさせられて悲しいのか?」
上司をフルフル震えている俺に顔を近づけて笑いはじめた。例え実力があっても全ての人間がいい人だとは限らない。ガーディアンナイツに入ってから知った事だ。
俺が泣きそう?笑わせるな。
「あっははははは!マジっすか!俺辞めていいんですよね?やったー!解放される!」
予想外の俺の反応に上司は俺から顔を離し気持ち悪い物をみる目でこっちを見てくる。
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