第三章

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あの日以来 俺は部活の1年生と 連絡をよくとるように なっていった。 金井潤に至っては 恋愛相談まで されるくらいまでに なっていった。 今金井潤には 気になる人がいて その人とどうしようか 悩んでいるらしい。 誰かまではわからないが… 前田由紀は練習も あるせいか 一緒にいる時間が長い。 マックに行った日に 感じたあの変な感じは なんだったんだろうか。 (何だ…俺も悩んでんじゃねぇか…) 「川西くん?」 「ん?桜井か…びっくりさせんなよ」 「ごめんごめん。どうしたの?すごい思い詰めた顔してたけど」 なんて顔に出やすいタイプなんだ… 「え?あぁ…ちょっと悩み事があって…」 「言ってみて。力になれるかも」 ¨しっかり者桜井¨で よかった。頼りになる。 俺は、マックの日のこと、今まで思ってたことをすべて話した。
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